価格 :\ 1,890 (税込)
著者 :宇城 憲治
発売日 :2005-12
発売会社 :合気ニュース
評価 :★★★★★ ( 5 のレビューがあります)
ジャンル :単行本
可能時期 :通常24時間以内に発送
ASIN :490058651X
「武道は単なるスポーツの一つではない」と思っている人、反対に「武道は単なる精神論ではない」と思っている人、武道を貶められて悔しい思いをした人に本書を薦めます。
昨今、武道は二極化の傾向にあり、筋トレ・テクニック中心のスポーツ化、または懐古趣味的な精神論となっています。その点、宇城師範は本書において両面の見事な融合を示しているのではないかと思います。
本書はおよそ三つに分けて構成されています。前半部分において宇城師範の技を掲載し「使える」ことを示し、中盤には私たちでも瞬時に変化を感じられる統一体体操の紹介、そして後半には他のスポーツや日常への応用をしている方の紹介、国際松濤館館長の金澤先生他と宇城師範の対談を一部紹介しています。
本書は実践の舞台から日常までをバランス良くカバーしていますので、おそらく宇城師範についての入門書としても最適だと思います。すでに他の著作をお持ちの方も、統一体体操については余りご存じないと思いますからお薦めです。本書紹介の統一体体操は是非試してみてください。変化を感じられること請け合いです。
素晴らしい体験をしました。
宇城先生は、本来の意味の「師」です。「指導者は、指導を受ける人それぞれに応じた導き方が柔軟に出来なければなりません。このインプットをすれば、どこでどの様なアウトプットがあるかを、予め見通していなければなりません。」という言葉。そして「調和と融合の境地に「型」を通して近づける。」等の言葉が、先生との出会い以来私の心を占領しています。今は心がけの段階ですが、実践を経て「初めて自転車に乗れたときの喜び・感動」を重ねられたらと思っています。
世の中には「本物」そして「そうでないもの」があるとすれば、この本は「本物」ではないだろうか?なぜなら、著者との対談をしている人々が本物と思われるからである。
元極新空手「世界王者」の数見氏をはじめ、元特攻隊員、旧ソ連軍(現ロシア)特殊部隊リーダー・・・彼らに共通しているは「命」の賭けて
戦ってきたということ。
「型」の重要性・「型」が引き出す「身体の潜在能力」を豊富な写真と解説にて紹介されている。また、実際に身体の潜在能力を身近に引き出す著者考案の体操も分かり易く紹介されており、格闘技・武術ファンならずとも楽しめる一冊!
待ちに待った、という感じの宇城氏の技術本。他に、単行本や新書本などでも出ていますが、ここまで連続写真を多用した技術本はなかっただけに、一番判りやすいと思います。
とは言っても、凄さに驚くばかり。相手の攻撃に対しての動きなど、初めて見るものばかりです。けどその反面、どうやったら本当にこうなるのか、実際の体の使い方が判らず、ちょっとフラストレーションも溜まってしまう?これ以上は、DVDを出してもらうか、宇城氏の講習会に参加するしかないのでしょうけど。
野球、ゴルフ、アメフトなど、空手と全く異なるスポーツまで指導されており、また指導を受けている選手の生の声が面白いです。
個人的には、極真のトップ選手で現在独立している数見、岩崎両氏が宇城氏に師事していることに一番驚きました。フルコンタクト系の競技空手でトップだった2人がどう変わっていったのか、一端は本書にも書かれていますが、今後の変化も引き続き聞いてみたいです。
元特攻隊の方や盲目のバイオリニストとの対談も、異色の組み合わせですが、却って大変興味深いものでした。
値段は若干高いですが、薄っぺらなムック本などよりは、よほど価値があると思います。
著者の最新刊、
従来の本とは桁違いの解説写真の量、実際に指導をうけている各界の実践者たちの生の声などが掲載されており、武術に興味があるけど未経験な方から武術経験の深い方までおすすめの書籍と思います。
実際に手に取られた方が衝撃をうけるのは、実践者の声として掲載されている、元極真王者の数見氏と岩崎氏のインタビュー記事ではないでしょうか?競技者としての頂点を極めた二人へのインタビュー記事を通じて、二人が新たに出会った空手への魅力とそこにかける熱い念い、覚悟がいきいきと伝わってきます。特にインタビュー記事中の著者との稽古写真は圧巻です。
最後に、この手のムック本?では既出記事の寄せ集め本というパターンが非常に多く、手抜きと感じることが多いのですが、本書は、初めて見る写真、記事がほとんどで、著者はもちろんですが、つくり手の真剣さが伝わってきます。良い本だと思います。