価格 :\ 1,575 (税込)
著者 :工藤 健策
発売日 :1999-01
発売会社 :総合法令出版
評価 :★☆☆☆☆ ( 3 のレビューがあります)
ジャンル :単行本(ソフトカバー)
ASIN :4893466267
スポーツジャーナリズムの書籍として読むより、書籍そのものを嘲笑する目的として購読する方にお薦め。なぜならば初版がでて8年、筆者が愛してやまない、プロ野球崩壊の方が現実味を帯びて来たからである。その証拠に、2004年の球界再編問題を端を発し、現在(2007年)球団経営(特にセリーグ)に大きく関わる巨人戦の視聴率低迷、メジャーへの人材流出、そして国際戦として唯一権威のあるオリンピックの競技削除(WBCはメジャーが自分たちのオープン戦としか見ていない)など球界を取り巻く環境の方が大きく変わってしまったからである。
1999年当時Jリーグ地上波放送撤退など暗い話題が多かったJリーグだが、地域密着と下部リーグ強化を推進し、市場規模(身の丈)をゆっくりだが確実に上げてきている。
この年代(団塊の世代)の野球関係者やジャーナリストは兎角、野球万歳サッカー敵視でコメントしたり記事を書く人が多いが、的外れなものが多い。なぜならば彼らのいうサッカー記事の多くは”感情論”から出てくるものが多く、サッカーそのものを冷静に分析し是々非々で論じているのではなく、野球の地位を脅かすものとして私恩で騙っているからである。
よく出版させて頂けたなと心から感心させられる一冊です。サッカー憎しの怨念と妄想に凝り固まった文章、
野球への限りない愛情が感じられ、サッカーが大嫌い、何と言ってもスポーツは野球が一番!TBS関口宏のサンデーモーニングが好きな方には自信を持ってオススメ出来ます(笑)ちなみに、この筆者には「Jリーグ崩壊」は予想出来たらしいですが、
大好きな野球の視聴率低迷は予想出来なかったのでしょうか(笑)
ここまで根拠のない推測を立てて本にできるのもある意味すごいと思います。
予想した出来事のうち、現実になったのは「ヴィルディ川崎の東京移転」だけ。
京都のサポーターがフーリガン化とか言いがかりもいいとこなんですけど…
小説の中でモデルになったベルマーレには名誉毀損でこの作者を訴えて欲しいくらいです(笑)
比較にしろ復活のための案にしろ野球のことばかりで、作者にはスポーツと言えば野球とサッカーしかないのか!と言いたくなります。この本を読むとあれだけジーコ問題で疎ましく思えた川淵氏を応援したくなるからあら不思議。
まあ、読むことでこの本で予想した出来事がことごとく外れ、現在の健全なJリーグがあることに安心できるので、ある意味一読の価値はあります。