価格 :\ 860 (税込)
著者 :きゆづき さとこ
発売日 :2008-01-28
発売会社 :芳文社
評価 :★★★★★ ( 11 のレビューがあります)
ジャンル :コミック
可能時期 :通常24時間以内に発送
ASIN :4832276751
1年以上待ったかいがありました。GA2巻の発売です。
絵は・・・・・・・・・もう何もいうまい。いつも通りのすごい作画です。
キャラとしては美術部の面々や教師の方々が登場して、ようやく役者がそろった、と言う感じでしょうか。
個人的には中部弁を話す美術部長芦原さんが好きです。それにしても、もしかしてきゆづきさんは中部地方出身なのでしょうか?
いつも通りの黒い笑い、たまに出てくる真面目な話、とやはりストーリーのバランスが良いです。
てか、如月の夢の中のノダが明らかに「ユグドラ」のニーチェなんですが・・・・・・・・・ やっぱりそこの所を意識したのでしょうか?
値段が高いのは仕方がないとして、一番の問題は1巻出るのに1年くらいのペースだと言うところです。あと1年・・・・・・・・・待てるだろうか・・・・・・・・・・
2巻では、1巻から引き続き登場の如月・ノダミキ・教授・トモカネ・ナミコさんの「1年生グループ」に加え、「あーさん」「ぶちさん」他数名の「(主に)3年生グループ」が登場(先生陣もちょっと強化されてますが)し、互いのグループはほとんど交錯することなく二つのストーリーが展開されます。
二つのストーリーはコンセプトもちょっと違っていて、1年グループが美術豆知識を含んだ美術ネタを中心とした内容(後半は違うジャンルも入っていますが)で5人の群像劇といった感じで進んでいるのに対し、3年グループは「あーさん」「ぶちさん」を中心とした、美術というより部活動を中心としたストーリーとなっています。
正直なところ、最初は「3年グループ」のストーリーが美術ネタ的なコンセプトからは外れていたので「どうかな?」と思うところもありましたが、2度、3度と読んでいくうちに双方のストーリーがバランスよく織り混ぜられ、美術ネタが濃すぎないように上手く調整されていているのではないかと感じます。
ププッピドゥ。
美術系や音楽系部活をネタにしている4コマ漫画は最近多いですが、部活や学科という設定が利用されているだけで専門ネタを多様している漫画はあんまりありません。基本的に雰囲気やキャラの可愛さを全面的に推してく上で、専門ネタを多様する事が逆に足かせになると判断されるからと思います。
その点、この漫画はある意味実験だと思います。格キャラはキャラが立っており、尚且つ可愛さも保っており、更に専門ネタを使う事で、今まで美術に接してない人にも「美術ネタ」を身近に感じられるような作りになっていると思います。
絵柄も可愛く、カラーページも落ちついた色合いで描かれているため、ケバケバピカピカした印象がなくてとても見やすいです。
まぁかなり読者を選ぶかもしれませんが。レビューでも書かれてた方がいましたが、主力キャラの立ち位置が某あずまんがと似てますが、あずまんがが極力セリフ省いた画面印象ネタが多いのに対しこちらはセリフを読破し理解しながら読んでいくネタが多いです。
本来4コマはわかりやすいオチが肝心、という事であずまんが方式が主流かと思われます。その点こちらはかなり人によってはめんどくさい作品なのかもしれません。
私は比較的セリフの多い説明厨な漫画を読んできてたんで全く苦痛はありませんが、そのヘンはどう判断するかは皆様次第です。
でも、読まないのはもったいない。ぜひ一度は手にとってほしいです^^
色というのかデザインというのか
絵柄の鮮やかさが素晴らしかったです。
キャラも1人1人が立ってて
楽しく賑やかな学園生活が心にキュンときました。
(年輩の発想か・・・)
僕はたくさん漫画を読むし、立ち読みしたりもするけど、
手元に置いておきたいと強く思った作品です。
「あずまんが大王」のヒット以降、雨後の筍のごとく勢力を増した萌え四コマ漫画。
この作品もその一つなんですが、頭一つ抜けた存在だと感じます。
ある意味掲載紙で浮いてる柔らかく綺麗なカラーページや、所謂萌えに頼らず作品を成立させている所。
そしてただの学園四コマ物ではなく、きちっと設定を生かした、というか設定を生かす事の出来る、作者の美術に関する知識。
自分のように美術に造詣の浅い人でも、楽しく読めるように話が作られている点も非常にいい。
まあそれゆえに、面白さの割に目立たないというか、ちょっと知る人ぞ知る的な存在のようになっている気もしますが、一読者としては、そんなもん気にせず、この面白さをキープして欲しいもんです。
さて今回から新キャラが登場します。
それも一人二人なんて数じゃなく、二倍以上になります。
たった一冊でこれだけキャラを増やし、尚且つ作品を破綻させてない。これは中々凄いことじゃないでしょうか。
この手のジャンルが好きならば、背表紙でしれっと営業妨害してるノダミキ嬢は無視して、一度手にとってみるといいですよ。