価格 :\ 1,680 (税込)
著者 :山岡 道男, 淺野 忠克
発売日 :2008-03-27
発売会社 :アスペクト
評価 :★★★★☆ ( 9 のレビューがあります)
ジャンル :単行本
可能時期 :通常24時間以内に発送
ASIN :4757214766
本書はアメリカのNCEE(アメリカ経済協議会)という組織が作った、高校生向けの経済版指導要領?に基づいて書かれた経済入門書。
内容は、消費者の視点から見た、家計、政府の財政、金融などのお話をかなり分かりやすくまとめられている。
日本の政治経済の教科書が、古典経済理論の内容と系座学者の名前を暗記することに重点が置かれているのに対し、本書を読むと、アメリカの経済教育では、自己責任の価値観をベースに、世の中の動向を理解して、賢い消費者を育成することを強く意識している事が分かる。
日本国内でもパーソナルファイナンスの重要性は問われて来ているけど、経済理論を学ぶより、本書のように賢い消費者になるための金融教育をもっと早いうちからやった方が良いのではないかと思う。
少し厚い本ですが、イラストと図版がほどよくまぶしてあるので、あっという間に読めます。
あくまで、経済活動の本質をつかむための本なので、専門用語の理解に苦しむことはありません。
“わからない時に開く”ような本ではありませんが、“わかったつもりでいる”人にとっては、「ああ、そうだったっけ」と改めて気付かされることが多い本でした。
アメリカ人がどんな教育を受けているか分かる。
でも、ちょっと恣意的な箇所もあった。
結構分厚い本ですが、
字が大きく、内容もかなりわかりやすいので
一読すれば自然と内容が理解できる内容となっており
読みきるのにそう時間はかからないと思います。
本書は、経済学というような専門的な本ではなく
社会に出る前に知っておきたい一般常識といいましょうか
そんなものが幅広く学べる本であります。
大学生や20代の方々にオススメだと思います。
専門用語については何度も同じ説明がなされているので、
抵抗なく安心して読めるのも本書をオススメする理由の1つです。
レビュータイトルには「雑学」と書いたが、全く批判的な意味ではない。広い知識が備わるということ。
社会人にとっては新古典派経済学の発祥であるとか、あるいはIS-LM曲線で市場分析をする方法なんかを学ぶ必要は無く、
浅く広く、実際に使える効果的な知識を、即使える形 で学べれば十分だ。
本書は最近売れている会計や経済の文庫・新書ほど表面的ではないし、経済学の本ほど深すぎない。
社会人が現代経済を知るための基礎的な知識を積むために、これほど有用な書籍はなかなか無いと思う。
経済的な素養の無い高校生が本書でいきなり金融の知識を学んで分かった気になっては危険だが、
社会の中で生き、経済活動を行う全ての人間が読む価値のある良著だと感じます。
これから日経新聞を読むような大学生や新卒社会人などにぜひ勧めたい一冊です。