価格 :\ 1,680 (税込)
著者 :御立 尚資
発売日 :2003-11-14
発売会社 :東洋経済新報社
評価 :★★★★☆ ( 53 のレビューがあります)
ジャンル :単行本
可能時期 :通常24時間以内に発送
ASIN :4492554955
頭の使い方に関していろいろ説明がされている。
今まであまりこのような本がなかった。少なくとも私が知る限りでは。
という点ではいい本だと思う。
柔らかい頭が大切だと感じている人は読んでも良いと思う。
ヒントは得られると思う。
将棋や囲碁をはじめる人は駒の動かし方や定石を最初に覚えるだろう。それと同じように企業の戦略を学びたい人は頭のいい人たちが過去の事例を研究した定石を最初に学ぶべきだ。定石を学ばずして勘で将棋や囲碁をする人はなかなか上達しないし、多くの時間を無駄にする。定石を覚えれば過去の経験を踏まえて、さらに新しい戦略を考えたり、定石を打ち破る方法も思い浮かぶだろう。また定石を知っているもの同士学び合えば、議論がかみ合って深まることだろう。いずれにしても初心者が上級者になるためには定石を学ぶことは避けられない。定石には意味がないという人は次のステップにすすんだ上級者か、もしくは定石の意味を理解していないひとかどちらかであろう。この本と水越豊氏の「BCG戦略コンセプト」ははずせない良書だ。
★★★★☆ 企業間の戦いが異種格闘技的となり、従来の定石に
頼りすぎると失敗することが多くなってきている今日。
そんな今の時代に勝利するためには、ユニークな
戦略が必要であり、それを
”ユニークな戦略=定石+インサイト”
と公式付けた。
本書はこのインサイトはなんぞやについて述べて
いる。このインサイトは、さらに”スピード+レンズ”
に分解され、全体を通して分かりやすい言葉で
論理的に書かれている。いわゆる戦略本の中では
突出して理解度の高い本だと思う。
また、推薦図書についてもさりげなく触れられて
いて親切だ。
ただ、自分としては、分解された”スピード”の
位置づけがどうもしっくりこない。
戦略立案にはスピードは重要な因子の一つでは
あるが、それは定石と考え方を合わせた、思考全体
に乗じられるものであると感じられた。
あとがきで著者も述べているが、戦略に併せた
実行力こそが重要だと思う。著者の”実行力構築”
に関する次回の出版を心待ちにしている。
コンサルタントが描く戦略の描き方について解説した本
この本では、中心となる「インサイト」という考え方を
最初の章で要約しています。
その上で、2章で現状把握をすばやく行うための各種フレームワークの
効果的な使い方を説明しています。3章では現状把握をできた事象に
対し、どのような「切り口」で考えると「インサイト」が得られるのか
が説明があり、4章では「インサイト」が得られる頭の使い方
最後の章ではチームで「インサイト」を生み出す方法を説明しています。
すでに、この本の説明にある「インサイト」とは何かについて
触れた本は多く存在し、後発の本の方が当たり前ではあるものの
この本でも、わかりやすく解説してあります。
コンサルタントとして必要な、高速に現状を把握することの
2章の説明はさすがに実績の上で書いてあるだけあって
とても適切に要約されてわかりやすいです。
また「インサイト」を初めに説明した本として価値はあると思います。
ものの見方、考え方について簡潔にまとめてあり非常に分かりやすい。
戦略系コンサルに限らず、日常にも生かせるのではないかと思う。
ただ、一通りを分かりやすく記述しているので、個々のポイントについて詳細を知りたい場合は、本書中に紹介されている他書を参照することとなる。