価格 :\ 2,520 (税込)
著者 :小林 七郎
発売日 :2002-03
発売会社 :徳間書店スタジオジブリ事業本部
評価 :★★★☆☆ ( 2 のレビューがあります)
ジャンル :大型本
可能時期 :通常24時間以内に発送
ASIN :4198614989
非常に言い辛いのですが、男鹿さんの画集と比べて吸収できることは格段に少なかったです。
「『リアル』を描写するだけでは駄目だ」ということはわかるのですが、小林さんが担当されたアニメの趣旨とかも関係あるのでしょうが(天才バカボンとか、ギャートルスとか)手数を少なく、いかにしてその背景の特色と空気を生み出すかということに重点が置かれすぎていて感動が少なかったです。
すいません。私の場合の「感動」とは「すごい!!ポスターカラーでこんな絵が描けるんだ!!」ということで。男鹿さんのリアル味がありながらアニメの背景としての存在感を失わない感じがあまりなかったように思えます。
5分の1ほど文章で埋まっているので、各著名人のお話が聞けます。そういう意味では小林さんたちの職人的な精神性は非常に勉強になりました。
ただ小林サン。CGを使っても、綺麗なだけじゃない、見せかけじゃない、感動を呼ぶような絵を描く人もおられますよ。
まさに縁の下の力持ち、アニメ界では
知る人ぞ知る背景マン、小林七郎氏の画集である。
本書を読んで感じることは、愚直なまでに職人たろうとする
氏の真っ直ぐな(そして頑固な)スタンスである。
珍しく下手に出ている押井守監督の氏に寄せる文章からも
その様子が伺えて清清しい。