価格 :\ 1,680 (税込)
著者 :清水 ヨウコ
発売日 :2008-04
発売会社 :マーブルトロン
評価 :★★★★★ ( 1 のレビューがあります)
ジャンル :大型本
ASIN :4123901905
「ビーズで作る、クチュールジュエリー」シリーズの第4作目。
前作から、作者清水ヨウコさんがお好きだというフランスのことが
写真などで記されるようになっていましたが
今回の第4弾も、パリと南仏で滞在した際の記憶をたどりながら
作品が紹介されていきます。
副題に「『オールドフレンチスタイル』のすすめ」とあるように
ノスタルジックというか、どこか枯れた雰囲気の色合いの作品が多い気がします。
でも「地味」ではなく、きちんと主役になる作品に仕上がっているのはさすがです。
清水ヨウコさんというと
大振りの石を重たく感じさせることなく石の持つ力を充分に引き出すデザインが
魅力の一つだと思うのですが、今回も、大振りのターコイズやアマゾナイトを
2本の糸で結び留めている「イサドラ」のネックレスのように
肩の力を抜いた軽やかな印象の作品が掲載されています。
ものすごく高度な技術を駆使しているわけではなく
使用されている技法はとてもシンプルなのだけど
例えば、「カロリーナ」「ステファーヌ」に使われている
固結び留めの糸の空き幅をなくすことで
柔らかな感触の房のパーツを作り出す技法など
その使いどころやバランスが効果的で、制作時の参考になります。
このシリーズのスタイルになっている、作品の間にあるコラムですが
今回は、パリや南仏滞在で見つけた様々なもののことが書かれており
特別収録としてパリのメルスリー(手芸洋品店)のガイドも入っていて
ちょっとした旅行記になっているのも嬉しいです。
レシピは、最初に基本テクニックのページが設けてあり
そこを一読すれば、その後の各作品を作れるようになっているので
解りやすいです。