価格 :\ 1,365 (税込)
著者 :池上 正
発売日 :2008-01
発売会社 :小学館
評価 :★★★★☆ ( 4 のレビューがあります)
ジャンル :単行本
可能時期 :通常24時間以内に発送
ASIN :4098401088
子育てにおいて、とっても大事で見落としがちなことが具体例をまじえて存分に書かれています。私の住んでいる地域には色々なサッカーチームがあります。
コーチが子供達に指示、命令を連発、失敗すれば大人でもひるむ激しい罵声をあびせるチーム、
試合前日にスタメンの子供を発表し、試合に出られず泣く子に「泣くな!」と怒鳴るチーム。試合に出られない子供も当日グラウンドに行かせるという子供を干すチーム。
サッカー素人の母親ですが、そこまで小学生にシビアにする必要があるのかと常々疑問に感じていた折、本書で答えをみつけられました。サッカーすることが楽しい、
サッカーが好きという子供の純粋な気持ちの炎が立ち消え、ひいては自立の芽も摘まれてしまう悲しい例が周りにもたくさん見られるため、共感する部分が多くありました。
ブラジルやヨーロッパのようにストリートサッカーや公園でサッカーをするという豊かな環境が全くない日本は、サッカーは習い事のひとつでしかない位置づけも
改めて不思議な状況だと共感しました。
ヨーロッパやブラジルの子供へのサッカーの教え方の日本との根本的な違いやオシム監督が指摘した国民性から来る日本人のプレーの特徴などもとても興味深いものでした。
本書はサッカーだけではなく、サッカーを通しての子育ての極意がひしひしと伝わってくるものでした。サッカーのコーチだけではなく、お父さんコーチや
お母さん、子供に関わる大人が心に留めておけるといいなと感じた11の魔法でした。
電車の切符はいつも私が預かっていましたが、切符はこれから子供に持たせようと思います。
これから私の素敵な子育てバイブルになりそうです。
内容として、プロの現場で働かれている経験による、より具体的でテクニカルなものを期待していましたが、本書の実例は極めて一般的なものです。小学校レベルのコーチなど、地域リーグで教えておられる方には参考になる内容になっています。また、帯に”オシム”の単語を使っていますが、とくに関連性はありません。
トッププロレベルにおいても”選手をどう育てるか”というフットボール論は十人十色なので、本書もフットボール指導論のいちサンプルとしては参考になる。そういった意味で、改めて一筋縄では説明がつかないフットボール自体の奥深さを改めて気付かせてはくれました。
good>地域レベルでの実例が多い。
bad>(筆者の価値観による)成功例は多いが、失敗談がもっとあるとよりよい。
*私は指導者でも教育者でもなんでもないただのいちフットボールファンなので、多くの方と読み方が異なっているかもしれません。