価格 :\ 714 (税込)
著者 :遠藤 喨及
発売日 :2000-05
発売会社 :講談社
評価 :★★★★☆ ( 13 のレビューがあります)
ジャンル :単行本
可能時期 :通常24時間以内に発送
ASIN :4062720175
「この本は、いのちという現象に謙虚に向き合っている、私は、普遍的なものに触れた、、」これが、最初の感想でした。著者は、いのちという現象を「解釈」するのではなく、ひたすら共感することによって感じることを大切にしている、そのことが、本を通して感じられたのです。そして、驚いたことに、自由を感じました。自由になった気がしました。
共感することが苦手で、それなのに、絶望的なほど共感されたいと、こころの底では思っている、これは、きっと私だけではないでしょう。そしてまた、目の前の人に、こころから共感したい、とも。
この本は、単に技術的なことを伝えることや、解釈の正しさを証明するためや、宣伝のために著されたものではない、そういう確信が私の中にあります。道はあるのだという確信。
なぜかは証明できません。
普遍的なものに触れると成長を促される、そのような感覚が自分の中でしているからかも知れません。
何度も読み返しました。これからも、読み返すでしょう。自由になるために。
それでいい。
人それぞれだが、探せばあるもの。
教科書の先に、事実や実例がある。
指圧、気功が効果を発揮するには、
それなりの工夫と経験が必要。
そういった大事な事を、思い出させてくれる、
実体験をふまえたツボ、経絡の基本書籍。
取り組もうとするなら一読の価値あり。
ライアル ワトソンによる、推薦文だけでも十分面白い。
おすすめします。
言いたいことももっともで著者の経験からにじみ出た考え方なのだと思います。ただ一言で言えば「(真理は)私だけが知っている。真似できるならしてみれば」タイプの本です。またサブタイトルに「決まった位置にあるツボなどない」とありますが、「決まった位置にあるツボもある」はずです。ツボの位置が万人同じであるはずはなさそうですが、誰でも同じ位置にあるツボもあると思います。実践編も読みましたが雲を掴むようなあいまいな記述が多く参考になりませんでした。
★★★☆☆ 著者は,治療家・指導家として尊敬すべき優れた人物であることが想像できる本でした。施術者と患者との共鳴が大切であることはその通りだと思います。「決まった位置にあるツボなどない」というのも同感です。時代によって体質に変化が起こっていることも,多くの中医学臨床家が実感しているところです。
ただし,「気」というものを扱うとき,その考え方,感じ方などは人それぞれです。もちろん,それをどのように表現するかは自由であり,それをもとにどのような学説を打ち立てても自由です。きちんと治療結果を残せば,多くの人の共感も得られるでしょう。しかし,自分の解釈と異なるものを否定することは危険です。古典の経絡の概念を運用することは容易ではないとは思いますが,中医鍼灸で多くの人が救われていることも事実です。もともと東洋医学には様々な流派があり,これこそが唯一のものなどと言えるものはありません。「東洋医学の常識」というのも怪しいものです。教科書はあくまで教科書。その解釈や実践もいろいろあるものです。
遠藤氏の方法を知るには楽しい本です。
鍼灸学校に入ろうと願書もとっていた時に本屋で発見。「決まった位置にあるツボなどない」という副題にショックを受け、そのまま引き込まれて立ち読みのままざっと最後まで読んでしまい、もちろん購入しました。この出会いのおかげで鍼灸学校を受験するのはやめ、こちらを学んでいます。なかでも心に響いたのは、著者が邪気の本質はなにかとつきつめていった先に、“仏性”の世界をかいまみるところで、それは邪気というものと対峙していたわたしに根源的な大きな救いをもたらしました。本屋で鼻水垂らしてしまった。(T_T) 語り口はとてもフランクでそれもあって引き込まれます。指圧という範疇には収まりきらない目からウロコの良書。なので指圧を習いたい人にもそうでない人にもおすすめ。