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困ります、ファインマンさん (岩波現代文庫)

困ります、ファインマンさん (岩波現代文庫)

困ります、ファインマンさん (岩波現代文庫)価格    :\ 1,155 (税込)
著者   :R.P. ファインマン
発売日  :2001-01
発売会社 :岩波書店
評価    :★★★★★ ( 6 のレビューがあります)
ジャンル :文庫
可能時期 :通常24時間以内に発送
ASIN   :4006030290


「困ります、ファインマンさん (岩波現代文庫)」

のカスタマーレビュー

★★★★★ 

自分で考え行動するることの大切さ

 他の人の意見がどうであれ、自分が正しいと思ったことをする行動力。
これこそファインマンさんの真骨頂であり、スペースシャトルの事故調査の章を読んだあとは、本当にスカッと爽快な気分にさせてもらいました。
また、「何かの名前を知っていることと、何かの意味を本当に知ることは違う」「ひとがどう思おうとかまわない!」といった彼の考え方が作られた過程の話も非常に参考になります。自分で考え、行動することの大切さを教えられました。
是非皆さんも読んでみてください。きっと気に入ると思います。

★★★★★ 

こりゃぁ面白い

 エッセイ集と書いてあったので、てっきり本人が書いたのかと思ったら、さにあらず。小話としてファインマンさんが言った事を思い出して書かれたものだそうです。そうとは言え、軽妙な文体で読みやすく、エッセイとして扱っても問題はないと思います。

様々な話が短編小説集の様に集まっていますが、特に優れていると思ったのが、学生時代に結婚し死別したものと、スペースシャトルの事故調査委員会時代のものです。

対象が人とモノと両極端ですが、一途に問題にあたっていく姿は、立派なものだと思います。単に科学者としての姿勢だけでなく、私生活においても筋の通った生き方をされた事が分かり、自分の生き方を決める上で、参考になるものです。一読をお勧めします。

★★★★★ 

科学の面白さをもっと早く知りたかった

 前半は、早逝した一人目の奥さまとのエピソード。入院生活の長い奥さまが退屈しのぎに考え出すいたずらに、迷惑しつつも決してそれを悟らせず、逆に一緒に楽しんでしまおうとするあたりに、暖かいけど決して押しつけがましくないファインマンさんのお人柄が見てとれる。科学に造詣の深くない私にとって、科学からは若干離れたこの章は、本当に心に残る。中盤は、前作に収めきれなかったユニークなエピソードがいくつか。そして後半は、スペースシャトル「チャレンジャー号」が1986年に空中で爆発した後、大統領事故調査委員会のメンバーとして、レーガン大統領のもと原因究明した顛末が描かれている。本音で生きてきたファインマンさんにとって、政治の都ワシントンでの腹蔵ある駆け引きは、苦労の多いものだったことだろう。最後の最後になって署名削除も辞さじとした科学者としての矜持と科学に対する情熱。ファインマンさんは、最後までファインマンさんだった。全体的に、前作「ご冗談でしょう、ファインマンさん」よりも、ファインマン像が鮮明に心に残るエッセイだった。

★★★★★ 

シャトルはまた落ちた。ファインマンはどう言っただろうか。