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生と死の美術館

生と死の美術館

生と死の美術館価格    :\ 3,570 (税込)
著者   :立川 昭二
発売日  :2003-03
発売会社 :岩波書店
評価    :★★★★★ ( 3 のレビューがあります)
ジャンル :単行本
可能時期 :通常24時間以内に発送
ASIN   :4000236342


「生と死の美術館」

のカスタマーレビュー

★★★★★ 

幅広く深い知識に裏打ちされた、見事な美術案内!!!

 本書は、文句なくお薦め! 五十四枚に及ぶ、著者厳選の古今東西の様々な名画を、美しい図版とともに、博く深い教養に裏打ちされた名文で綴る素晴らしい美術エッセイ。全体を貫くモチーフは「生と死」。したがって内容は真摯で、内省的。著者の専門としている「病と医療」という観点から切り取られてきたものが多いが、そうした観点も、完全に消化され、普遍的な生命への問いかけへと昇華されている感がある。文学や、音楽、絵画、彫刻と、該博な知識に裏打ちされながら、そのどれもが一つ一つ心にしみ入るのは、著者の長年にわたる研究と思索を通じて獲得された、透徹した眼差しによることはもちろんであるが、それに加えて著者の真摯な人柄と、生命に対する慈しみであろう。一枚一枚の図版を扱う著者の繊細な姿勢を通じて、読者は、人間の生命が、弱く、儚いが故に美しく、尊いものなのであるということを実感させられる。これだけのものならば、大型の図版で愛蔵したいほどのもの!

★★★★★ 

画家にとって死とは何であるのか

  絵と言ふ物は、その題材や画家について知らなくとも、見る事は出来る。しかし、矢張り、その題材の持ついわれや歴史、それを描いた画家の人生や、画家が生きた時代を知る事で、より深い見方が出来る事は、言ふまでも無い。
この本は、医学史研究家である著者が、世界の絵画や彫刻を、死と病気と言ふ視点から語った、興味深い本である。少々主観的な解説が無くはないが、こうした本は余り無いだけに、この本は、貴重である。
美術史を、病気と死と言ふ視点から見直すこの本を、特に、医師や看護師に薦める。

(西岡昌紀・内科医)

★★★★★ 

まさしく生病老死

 生病老死に関する東西の絵画を集めたユニークな本。あまり目に触れなかった美術作品をこれだけ集められたのは、作者の力量もさることながら、さすがは岩波書店って感じ。あまりハードカバーは買わない私ですが、愛蔵しています。医療にかかわる人たちに、まさしくお勧めです。

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